先日11月14日は世界糖尿病デーでした。
そして今週は、第53回全国糖尿病週間です!
※期間:2017年11月13日(月)~11月19日(日)
世界糖尿病デーとは
11月14日はインスリンを発見したカナダのバンティング博士の誕生日であり、糖尿病治療に画期的な発見に敬意を表し、この日を糖尿病デーとして顕彰しています。
世界糖尿病デーのキャンペーンには、青い丸をモチーフにした「ブルーサークル」が用いられますが、これは、糖尿病に関する国連決議が採択された翌年2007年から使われるシンボルマークです。
”Unite for Diabetes”(糖尿病との闘いのため団結せよ)というキャッチフレーズとともに、世界中で糖尿病抑制に向けたキャンペーンが推進され、日本でも医療機関やランドマークのライトアップなど全国各地でイベントが開催されています。
【イベントの詳細は下記公式ページにて公開中!】
全国各地(国内)の関連イベント ~11月14日は世界糖尿病デー~
世界で6秒に1人の命を奪う糖尿病
糖尿病は今や世界の成人人口のおよそ8.8%となる4億1500万人が抱える病気です。
一般的に死に至る病気との認識は薄いですが、年間実に500万人以上が糖尿病の引き起こす合併症などが原因で死亡しています。これは世界のどこかで、6秒に1人が糖尿病に関連する病で命を奪われている計算となり、AIDSによる死者に並ぶ数字です。
ちなみに、国連決議が採択された2006年は10秒に1人でしたから、残念なことに9年間で4秒縮んでしまいました。このまま進むと、世界の糖尿病人口は、2040年には約6億4200万人(2014年比55.0%増)に達することが予想されています。
日本国内での脅威
2016年に実施された糖尿病実態調査※によると、日本には約1000万の「糖尿病が強く疑われる人」が存在します。さらに、「糖尿病の可能性を否定できない人」も約1,000万人おり、合計で総人口の15%を超える約2,000万人の糖尿病患者および予備群がいると推定されています。糖尿病の重症化予防のためには早期発見・早期治療が重要ですが、医療機関や健診で糖尿病といわれたことのある人の中で、「治療を受けていない」人の割合は、特に男性の40~49歳の働き盛り世代で最も高く、約5割が未受診または治療中断という状況です。糖尿病には痛みなどの自覚症状が少ないことから、疑いがありながらそのまま治療を受けないケースが多くあることが、その要因と考えられています。
※平成28年国民健康・栄養調査
(情報出典:世界糖尿病デー実行委員会)
糖尿病合併患者に対するリハビリテーションの進め方
このような状況を受け、弊社では糖尿病合併患者に対するリスク管理・運動療法を含めたリハビリテーションの進め方を習得するための講義を企画いたしました。
患者さんが退院後も身体活動量の高い生活を定着させるために必要な知識、技術および考え方について、デモンストレーションや症例紹介、ディスカッションを通してじっくり学んでいただけます。
糖尿病合併患者に対するリハビリテーションの進め方
~運動療法の考え方とそのリスクマネジメント~
グループワークや血糖測定等のデモンストレーションなども盛りだくさんの内容となっております。是非、この機会にご覧ください。
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